理科Bar ~りかのネタ箱~

酒のつまみに、星空やら生物学やら化学やらをつづるブログ。 お気楽にご覧ください。

タグ:月

最近忙しくてブログを更新できませんでした。
気を取り直して・・・。


1、月が動いていく様子を確認してみた
今週の星空はとてもきれいでした。
2/17の午後7時30分頃。月とオリオン座が接近していました。

 0217
夜空で一番目立つ天体は月です。月を眺めて、今はどの星座の近くにいるんだな、と私は認識しています。
そうか、今日は月とオリオンが月一デートしているのか(*´▽`*) そうか、今、月は冬のダイヤモンドに閉じ込められているのだな。
オリオンと月が接近すると、オリオンと月の女神の恋物語を思い出します。


翌日2/18。月は、オリオン座の右でに持ったこん棒のあたりにありました。後ろ髪引かれる思いでしょうか。
0218
 2/19。月がオリオンから離れ、ダイヤモンドの端の方に移動しています。
0219
次に、オリオンと月が接近するのはいつでしょうか。
3/15でした。

0315
上図はすべて同じ時刻ですが、3月になるとダイヤモンドそのものが傾いてしまっています。
季節の移り変わりを感じます。


2、オリオンと月の女神の恋の物語
ギリシャ神話のオリオンはにまつわるエピソードはたくさんあります。そのうちの一つをご紹介します。

オリオンは海の神ポセイドンの息子です。ですから、水面を歩くことができました。また、月の女神、アルテミスと恋人同士でもありました。

アルテミスの双子の兄は太陽の神、アポロン。 アポロンは、かわいい自分の妹が乱暴者のオリオンと恋人同士であることがいまいち気に入りません。

あるとき、水上を歩くオリオンをアポロンは光で照らして、オリオンだと分からなくしてしまいます。そして、アルテミスにこう言いました。
「アルテミス、君がいくら弓の名手でも、水の上にある、あの遠くの光を打ち抜くことは難しいよね?」
「アポロン、私の弓の腕前を信用していないのね?そんなの簡単よ」
アルテミスは、水の上の光の正体がオリオンであるとは知りません。アルテミスは、見事、光を打ち抜いてしまいました。


翌日、水辺に打ちあがった変わり果てた姿のオリオンを見て、アルテミスは嘆き悲しみました。その様子を見て、アルテミスの父でもある大神ゼウスがオリオンを空に挙げて、星座にしたということです。そして、月に一度、オリオンとアルテミスはデートを楽しんでいるのです。



・・・兄ちゃんエグイな、のエピソードでもあります・・・。
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1/18は大雪で、首都圏の交通網は大打撃でしたね。通常1時間の通勤が、3時間半もかかりました。
皆様、お疲れさまでした。

間引き運転じゃなくて、電車は運休すればいいと思うよ。
そして、仕事も学校も休みにすればいいと思うよ。 

1、月と冬のダイヤモンド
夜8時ごろ、職場を出ると、いつも以上に星が輝いていました。
目の前には国道、まわりにはビル群でかぎられた方向または、ビルとビルのすき間しか星が見えない環境で、月とおおいぬ座のシリウス、ふたご座のカストルとポルックス、ぎょしゃ座のカペラを確認しました。

家の近くに帰ってきて、月と、冬のダイヤモンドを確認しました。
冬のダイヤモンドの記事はこちら → オリオン座と冬のダイヤモンド 

私が見た、1月18日の月と冬のダイヤモンドです。
☆16-0118ダイヤと月
月は、毎日上ってくる時刻が40分ほど遅くなっていきます。それに対して星座を形づくっている星たちは、1日に4分ほど早く上ってきます。
つまり同じ時刻に見ると、月は見かけ上、左に動きます。そして冬のダイヤモンドは見かけ上、右に動きます。お互いに近づくように動いて見えるわけですね。

数日後、月とダイヤモンドの位置関係はどうなっているでしょうか。1月21日。
☆16-0121ダイヤと月
月が、冬のダイヤモンドの中に閉じ込められてしまいました。
月は、20~22日と3日ほどかけて、ダイヤモンドの中を通り過ぎていきます。

2、1か月に一度のデート
月の女神アルテミスと、狩人オリオンは恋人同士だったというエピソードが、ギリシャ神話にあります。
冬のダイヤモンドに捕えられた月は、恋人オリオンのそばに寄り添っている、と見ることもできます。ロマンチックですね。

3、明日(1/19)の朝は、とても寒くなるでしょう
18日の夜は、降雪・降雨によって空がすみわたり、雲一つない、綺麗な夜空でした。

太陽が沈むと、気温が下がります。 最も寒い時間帯は、太陽が再び顔を出す、明け方頃です。
このとき、上空に雲があれば日中の気温を保ってくれるのですが、雲がないと日中暖められた地表の熱は宇宙空間に逃げてしまいます。 雲は暖められた地表の熱を逃がさない、お布団のような役割をしてくれているのですね。

つまり、雲がない空であるということは、地表の熱が逃げてしまい、明け方はとても冷え込むことになるでしょう、と予測がつきます。この、地表付近が冷え込む現象を「放射冷却現象」と言います。

寒くて、溶け残った雪が凍ってし再びまうかもしれません。足元にお気を付けください。 
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今日は新月です。月がなくて寂しいです。
2~3日後には細い月が見えるはずです。楽しみにしています。
月、大好きなので。

1、天王星、海王星って、見たことある?
私自身、海王星はまだ見たことがありません。
天王星は、昨年(2015年)3月に、望遠鏡を使って初めて見ました。

太陽系の惑星は8つあります。
太陽に近い方から、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星。
土星までは肉眼で見えます。天王星は、都心部ではおそらく肉眼では見えないでしょう。でも、双眼鏡を使えば見えるかもしれません。

「ボクが天王星だよ!」と星が主張してくれるか、名札が貼ってあるかすればすぐにどの星が何かわかるのに、そういうわけにはいかないのが残念です。
 
では、どうやって星を探すかというと、星に詳しい人に聞くのが一番です(笑)
その次に、目立つ星、知ってる星を目印にして探す方法です。一番わかりやすい目印は月ですね。 

2、1/13に月と海王星が接近するよ
☆16-0113 月海
図中のフォーマルハウトは「秋の一つ星」と呼ばれる、秋の星座で唯一見られる1等星です。
図中の黄色い枠は双眼鏡の視野を示しています。

海王星は8等星。肉眼では見えません。
双眼鏡で見えるのかな?見えるといいな。(私もまだ、見たことがないのです)


視野を拡大してみました。
☆16-0113 拡大月海
え?ちっちゃい!わかるかな・・・。

ちなみに、私が使っている双眼鏡はこれです。双眼鏡01

3、1/16に月と天王星が接近するよ
☆16-0116 月天
13日の18:30、16日の18:30では、だいぶ月の位置と形が違いますね。

視野を拡大してみました。
☆16-0116 拡大月天
何とか見えそうです。でも、月が明るすぎて天王星が見えないかもしれません。。。
やってみなければ、わからないのです。 


見えなくても、あのあたりに天王星や海王星があるのだなあ、と思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
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昨日は、完徹して月と金星と土星を見ましたよ。
朝6時に寝て、10時半ごろ起きました(笑)

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1、2016年1月7日 夜明けまでのまとめ
午前3時ごろ 天頂付近に木星と、南の空に火星とスピカが並んでいるのを確認しました。
午前6時ごろ 南東の空に月と金星と土星を確認しました。

1/7 月金土(文字)
 この方向にちょうどマンションがあるのです。土星が見えるようになるまでが、とても長かったです。何しろ、徹夜明けで眠いですから(笑)

写真を撮ろうとベランダに出ると、土星が見えなくなりました。ベランダの方が部屋の床よりも低い位置にあるからです。たった10cmで、見え方が変わるのですね。私の背があと10cm高ければ、もう10分早く寝られたかもしれません。

2、太陽と月と惑星で、1週間達成なるか?
太陽が日(曜日)。
月は月(曜日)。
惑星たちが火~土(曜日)。


夜明けまでに、木星、火星、月、金星、土星。夜が明けて太陽。
これで、夕方に水星を見られれば、1週間コンプリート!となったのですが。

仕事に没頭しすぎて、水星を見そびれました。残念です。次の機会にチャレンジします。

3、1/8の朝方は、金星と土星がさらに接近

☆16-0108 金土アンタ
金星と土星が昨日よりも近づきます。
月はとっても細くなって、見づらいかもしれません。でも、この細い月が見えたらとても可愛いと思います。最近流行りの、極細リングみたいですね。


☆16-0108 惑星
空全体を見てみると、こんな感じに見えます。
月から木星までの惑星たちが一直線に並んでいるのがわかりますね。


今日は早く寝て、朝早く起きてみようと思います。完徹はつらいので・・・。

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星が好きな人たちに「何の星が好き?」と聞くと、マニアックな星の名前が出てきたりします(笑)
私は月と惑星が好きです。
2016年になってまだ1週間も経っていないというのに、月はいろいろな惑星と接近しています。


1、1月7日の朝は、月金土が接近
☆16-0107 月金土
日の出1時間前くらいです。
朝起きるのがつらいなぁ、なのか、夜更かしするのがつらいなぁ、なのか。
人によって意見が異なると思いますけど。


朝方、東の空で細い月と金星と土星が接近します。
「細い月とその下に惑星」この構図はとても可愛いので、大好きです。

2、2016年になってから、月と惑星のまとめ
図はいずれもアストロアーツ ステラナビゲータより作成しています。

1月1日 午前5時ごろ 月と木星
1/1月木

1月4日 午前5時ごろ 月と火星
1/4月火

1月7日 5時ごろ 月と金星と土星
1/7月金土
月がだんだん細くなりながら、惑星たちにご挨拶しているみたいですね。

3、日月火水木金土 すべてを1日で見てみたい 
日とは太陽のこと。晴れていれば見えますね。
(直視はしちゃだめですよ)
月は月。
火水木金土は惑星たちです。


水星だけ夕方西の空に見えていますが、その他は、朝方に見えますね。

明日(1/7)の朝、チャレンジしてみます。
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